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「緑・花文化の知識認定試験」過去の問題例その3

「緑・花文化の知識認定試験」の過去の問題例その3をご紹介します。
ご紹介するのは2006年度「第8回」の「緑・花試験」の中からピックアップしました。
問の解答はページの下にあります。また、解説も付けてあります。

【問3】
ゴボウ、ホウレンソウは、畑に直まき後の芽出しが不ぞろいになる傾向があります。種まき後、これらの植物の種子いっせいに発芽させるための簡単な方法があります。
その方法を下記の中から一つ選び番号で答えてください。
  1. 畑に溝切りをして種をまく。
  2. 種をまく前に天日で乾燥させてからまく。
  3. 一昼夜、種を水につけて吸水させてからまく。
  4. 一定期間、種を冷蔵庫で冷やしてまく。
  5. 吸水しやすいよう種に傷をつけてまく。


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《解答》
【問3】3.一昼夜、種を水につけて吸水させてからまく。
《解説》
 ゴボウ、ホウレンソウの種皮は堅く、乾きやすい表面の土から吸水が不十分なため、発芽(はつが)が不ぞろいになりがちです。畑土の水分が50〜60%含んだ状態では発芽もそろいます。しかし、自然環境下で発芽条件が続くとはかぎりません。
 そこで、種子を一昼夜水につけておくと、種子の内部に十分吸水してふくらみ、発芽しやすい状態になります。この種子をまけばいっせいに発芽するわけです。また、ゴボウ、ホウレンソウは好光性(こうこうせい)種子で、まいた後の土かけが厚くなると発芽が悪くなるので、種子がかくれるほどのうすめにすることが大事です。吸水させて発芽促進をはかった種子であっても土をかけない場合、種子が乾いて発芽不良となります。また、半日吸水させた種子を乾かない状態で、冷蔵庫に入れて発芽させてからまけば効果的ですが、冷気を当てるだけでは効果はありません。さらに、種子にヤスリなどで傷をつける吸水促進法は堅果類(けんかるい)に有効ですが、種子が小さいので傷をつけてまくのは不適当です。
 なお、栽培上大切なこととして、土の酸性度(さんせいど)、気温や日照度(にっしょうど)なども適否(てきひ)があることはいうまでもありません。
〔参考資料〕塚本洋太郎他監修『朝日園芸百科22有用植物編U』朝日新聞社
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